犬好きは仲間との交流が活発、猫好きは孤独を愛する?
また、メール、LINE、電話などを用いた仲間・友だちとのやりとりについて聞くと、こちらも興味深い結果が出た。やりとりが最も活発になるのは、犬や猫の両方と同居している人で、次に犬と同居している人、3番目は猫と同居している人の順番になった【図表3】。
どうやら、猫と同居していると、ものぐさな態度がうつるのか、友だちとの交流が不活発になるようだ。
こうした傾向は、仲間・友達との交流を外食や旅行、趣味の集まりなどの広げても同様の結果が出た【図表4】。これを見ると、交流が最も活発になるのは、犬や猫の両方と同居している人。次に、犬と同居している人。猫と同居している人は、犬や猫と同居していない人より不活発で、最下位になってしまった。
こうしたことから、モバイル社会研究所ではこうコメントしている。
「今回の調査結果から、犬と同居している人は仲間・友だちとの交流や奉仕活動などへの参加が活発であるが、猫と同居している人はそうではなく、プライベートでのスマホ利用時間が長い傾向であることがわかりました。
犬と猫は最も一般的な同居ペットですが、同居ペットが犬か猫かによって、その人のライフスタイルに違いがあることが確認できました」