企業研究の方法はどんなもの? 「口コミサイトをみる」、「SNSで調べる」、「企業公式サイトを見る」、「本で調べる」
最後の質問では、転職活動時に企業研究をしたと回答した356人を対象に「転職活動時の企業研究の方法」を聞いた。
すると、1位は「企業の公式サイトを見る」で262人が答えた。
●1位 企業の公式サイトを見る
・企業ホームページの「求人情報」「企業理念」「先輩社員の体験談インタビュー」など(26歳 男性)
・企業のホームページをくまなく見て、商品・サービスを書き出して覚えるよう努力しました(44歳 女性)
(ビズヒッツのコメント)「企業のプレスリリースをチェックすれば、『応募先企業が力を入れていること』 『経営戦略』などについて知る機会になるはずです。公式サイトは企業の概要を把握するために欠かせない媒体だといえるでしょう」
続いて2位は、「口コミを調べる」で134人が回答した。
●2位 口コミを調べる
・企業専用の口コミサイト(27歳 男性)
・求人内容や面接での話がアテにならないと前の職場で学んだため、口コミサイトをひたすらチェックした(31歳 女性)
(ビズヒッツのコメント)「転職者の多くが『企業口コミサイト』などを利用して、企業に対する口コミを調べているとわかりました。『雰囲気』『残業の多さ』『休暇の取りやすさ』など、公式サイト・転職サイトなどではわからない『実際のところ』を知るために役立つはずです」
3位には「ネットで検索する」がランクインした。
●3位 ネットで検索する
・ネットでの収集がメインでした(26歳 女性)
・主にインターネットを利用して可能な限り調べました(45歳 男性)
(ビズヒッツのコメント)「ネットで『企業の公式サイト』『口コミサイト』『応募先企業に関するニュース』などを閲覧していると思われます。時間と場所を選ばず企業研究ができるので便利ですよね。」
このほか、8位までのランキングでは、4位「知人から情報を得る」が34人、5位「SNSで情報を得る」が25人、6位「会社・店舗に行ってみる」が「24人」、7位は「本で調べる」が22人、8位は「エージェントから情報をもらう」が20人となった。
調査を受けて、ビズヒッツは、こうコメントしている
「転職活動経験者に企業研究について聞いたところ、『公式サイトや口コミサイトで企業研究した』という人が多くなりました。また職場の雰囲気を知りたいなら、口コミサイトや職場見学がおすすめです。企業研究が不十分だと、転職後にイメージとのギャップを感じ、ツラくなって短期離職してしまう可能性もあります。転職活動を有利に進めるためだけではなく、入社後のミスマッチを防ぐ意味でも企業研究は重要です」
なお、この調査は2023年8月13日~27日まで、転職経験者521人を対象にインターネットによる任意回答を求めた。
調査対象の内訳は、10代が0.2%、20代が35.1%、30代が41.8%、40代が16.7%、50代が5.0%、60代以上が1.2%となっている。