ブリヂストン株、2か月ぶり上場来高値を更新 EV向け高性能タイヤ需要に期待感...高まる内外証券各社の評価

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証券各社、「高性能タイヤ販売は堅調」目標株価引き上げ JPモルガン、投資判断を最上位「買い」に格上げ

   ところが、8月下旬から9月半ばにかけて内外の証券会社が目標株価の引き上げを発表した。野村証券は6200円から6400円に、SMBC日興証券は6000円から6400円に、大和証券は5700円から5900円に、シティグループ証券は5600円から5700円という具合だ。

   「価格維持力が相対的にあるほか、高性能タイヤの堅調な販売も見込める」(野村)、「特殊車両向けの販売が順調」(SMBC日興)などの見方が出ていた。

   なかでもJPモルガン証券は、EVの普及で高性能タイヤの需要が高まる、との見立てから投資判断を3段階で真ん中の「中立」から最上位の「買い」に格上げし、目標株価は6000円から6600円に引き上げた。

   相次ぐ証券各社の高評価を受けて株価は上値を追う展開になり、ついに上場来高値を更新するまでになった。

   販売数量減という不安材料はあるものの当面は株価が堅調に推移する可能性がありそうだ。(ジャーナリスト 済田経夫)

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