建設現場で働く若手女性社員の「三大悩み」...メイク・ヘアセット・日焼け対策はどうしてる?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   建設現場で働く女性も少なくないが、そこには女性ならではの悩みがある――。

   建設業に特化した人材サービス行うウィルオブ・コンストラクション(東京都新宿区)は2023年9月4日に、建設現場で就業する10代から30代の女性社員131人を対象にした「建設現場で働く若手女性社員のメイク・ヘアセット・日焼け対策に関する調査」の結果を発表した。

   調査によると、「仕事の日にメイクをしていくか」の質問には、77.1%が「はい」と答えたが、困っていることには「汗をかいたり、天候によってメイクが崩れる・汚れる」と73.3%が回答した。対処方法には「ウォータープルーフのメイク用品を使う」(17.0%)、「メイクキープミストを使う」(10.6%)など、工夫を凝らしているようだ。

   また、屋外で働く最も大きな悩みであろう紫外線・日焼け対策については、「こまめに日焼け止めを塗る」(50.0%)、「スプレータイプの日焼け止めを使う」(27.3%)、「アームカバーやグローブ等を使う」(11.4%)など、ばっちり対策して仕事に臨んでいる様子もわかった。

  • 建設現場で働く若手女性社員ならではの悩みは?(写真はイメージです)
    建設現場で働く若手女性社員ならではの悩みは?(写真はイメージです)
  • 建設現場で働く若手女性社員ならではの悩みは?(写真はイメージです)

建設現場で働く時...「ヘアセット」の工夫はポニーテール!

(ウィルオブ・コンストラクションの作成)
(ウィルオブ・コンストラクションの作成)

   調査によると、「仕事の日、メイクをしているか」と聞くと、「はい」は「77.1%」となった。そのうえで、メイクをしている女性社員に「建設現場で働く上で、『メイク』で困っていること」を具体的に聞いた。その結果は、半数近くにあたる「必要最低限のメイクで済ませる」が「48.9%」となった。

   そして、「ウォータープルーフのメイク用品を使用する」が「17.0%」、「メイクキープミストを使う」が「10.6%」、「パウダーを使う」が「8.5%」、「色付きの化粧下地・日焼け止めを使う」が「6.4%」と続く。

   調査では「建設現場で働くうえで、『メイク」で工夫していること」を自由回答で聞いたところ、「半数近くが『必要最低限のメイクで済ませる』と回答し、メイク崩れを起こさないためにナチュラルメイクを心がけている女性社員が多い一方で、ウォータープルーフのメイク用品を使用したり、メイクキープミストやパウダーを使用したりして、メイクが崩れないようにさまざまな工夫をしていることがわかりました」(ウィルオブ・コンストラクション)という。

   回答者からは、次のようなコメントが寄せられている。

・皮脂崩れ防止下地や、ファンデーションとしても使える日焼け止めを塗っています
・あくまでも仕事であるため、メイクは必要最低限で良いと思っています
・汗でメイクが崩れてしまうので、キープミストをふりかけています
kaisha_20230915110921.png
(ウィルオブ・コンストラクションの作成)

   続いて、建設現場での仕事には欠かせない「ヘアセット」の悩みについて、「仕事の日、『ヘアセット』をしているか」と質問すると、「はい」と回答したのは「74.1%」となった。

   また、「建設現場で働く上で『ヘアセット』で困っていること」についての質問では、「ヘルメットをかぶるので、ヘアセットしても崩れてしまう」と答えた割合が「65.0%」で最多になったという。

   「ヘアセット」で工夫していることでは、「(ヘルメットがかぶりやすいように)ローポニーで結ぶ」が圧倒的に多く「48.8%」となった。このほか、「ヘアアイロンで整える」が「9.8%」、「(ヘルメットで崩れるので)あえてセットしない」も「9.8%」となった。

   回答者からのコメントには、

・ヘルメット被る日は、低い位置でポニーテールをしています
・携帯用のヘアアイロンを持って行き、セットし直しています
・夏場は汗をかくので、就業後ドライシャンプーを使っています。

   といった意見が上がっている。

紫外線・日焼け対策は「こまめに日焼け止めを塗る」50.0%、「スプレータイプの日焼け止めを使う」27.3%

kaisha_20230915110942.png
(ウィルオブ・コンストラクションの作成)

   最後に、建設現場といえば、屋外の仕事が多いものだが、屋外の仕事につきものの紫外線対策についても聞いた。

   「仕事の日、『日焼け対策』はしているか」と聞くと、「はい」は「90.0%」に達し、ほとんどの女性社員が対策を行っているようだ。

   そのうえで、「建設現場で働くうえで、『日焼け対策』で困っていること」を聞くと、「汗や天候によって、日焼け止めが落ちてしまう」が「64.4%」、「長時間現場にいるため、日焼け対策をしても焼けてしまう」は「57.6%」で、どちらも過半数を超え、屋外作業の多い建設現場の日焼け対策はなかなか難しいようだ。

   「日焼け対策」で工夫していることを聞くと、「こまめに日焼け止めを塗る」が「50.0%」でトップに、「スプレータイプの日焼け止めを使う」が「27.3%」、「アームカバーやグローブを使う」では「11.4%」となった。

   働く人からのコメントには、以下の意見があがっている。

・休憩ごとに(日焼け止めを)塗り直しています
・スプレータイプの日焼け止めを使っていますが、さっと塗り直せるので良いです
・飲む日焼け止めを飲んで、さらに日焼け止めを塗っています

   なお、今回の調査は2023年7月24日~8月4日、オンライン上でアンケート調査を行った。対象者は、10代~30代の女性技術社員(施工管理などの現場勤務者のみ(内勤は除外))で131人。

姉妹サイト