35歳以上ミドル世代の「異業種転職」の関心は? 興味ある業種...30代「IT・インターネット・ゲーム」、40代・50代「メーカー」 エン・ジャパン調査

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異業種転職、興味ある理由...「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」42%、「キャリアの幅を広げたい」39%、「新たな専門性やスキルを身に着けたい」35%

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(エン・ジャパンの作成)

   さらに、異業種転職に興味がある人に、その理由を聞くと、「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」(42%)、「キャリアの幅を広げたい」(39%)、「新たな専門性やスキルを身に着けたい」(35%)が上位になった。

   年代別では、30代では他の年代に比べ、「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」(55%)が突出。50代では「定年後を見据えて幅広い経験を積みたい」(39%)が他の年代に比べ高い傾向がわかった。

   異業種への転職に興味を持つ理由として、以下のコメントが寄せられている。

●「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」
・現在の業種、働き方は年齢を重ねていくと難しいと考えたため(30代男性/メディカル)
・現職(自動車部品設計)は給料が低い。EV化で先行きも不安(40代男性/メーカー)
●「キャリアの幅を広げたい」
・今の知識がどこまで通用するか分からず、新しいことを学びスキルアップしたいから(40代女性/メディカル)
・前職でもIT系のクリエイティブな仕事をしており、さらに深いスキルを身に付け、コンサル業務をしてみたいと思ったから(50代女性/広告・出版・マスコミ)
●「新たな専門性やスキルを身に付けたい」
・今後専門的な業務につかないと生き残れないと感じたため(50代男性/メーカー)
・年齢を重ねても続けられるように手に職をつけたいと感じている (50代女性/流通・小売・サービス)
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(エン・ジャパンの作成)

   また、懸念していることでは、「選考が通るか」(67%)、「これまでの経験・スキルが活かせるか」(53%)、「年収は下がらないか」(46%)などが上位になった。

   「異業種」転職経験の有無について聞く質問では、「ある」が30代で「55%」、40代で「59%」、50代で「56%」、全体で「57%」と過半数を超えた。

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(エン・ジャパンの作成)

   また、「ある」と回答した人に、異業種転職をして良かったと感じたことについて聞くと、「仕事の幅が広がった」(64%)、「知識やスキルを磨けた」(57%)、「それまでの経験が活かせた」(36%)という順になった。たとえば、次のようなエピソードが寄せられている。

●「仕事の幅が広がった」
・広告会社から事業会社への転職により、前職までのスキル・ノウハウを活かしながら、上流での意思決定に関与する機会を得られた(30代男性/メディカル)
・人材業界で身につけた企画力が、学校法人で新規事業を立ち上げる際に役立ち、そこで得た新たなスキルが、現在の仕事に活かされている(50代男性/コンサルティング)
●「知識やスキルを磨けた」
・旅行業界から製薬業界に転職し、高度な知識を身につけることができた。また仕事を通じて、PCスキルやプレゼンスキルなども磨くことができた。さらに年収や福利厚生なども上がったことで気持ちにゆとりが生まれ、人としても大きく成長できた。(40代女性/メーカー)
・同職種であっても業界が変わればやり方も違う。それぞれ良いところ悪いところがあり、転職を繰り返すことで知識、経験、給与、人脈などがレベルアップしている気がする。(50代男性/コンサルティング)
●「それまでの経験が活かせた」
・訪問先に前職で付き合いのあった会社もあり、前職の繋がりが活かせた(40代男性/メーカー)
・広告担当から映像制作業務に転職した際に、クライアントの立場が理解できた。スポンサー獲得のきっかけも作れた(50代男性/広告・出版・マスコミ)
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