勝ち馬の「スタートアップ」への転職...伸びる会社を見極めるには?

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スタートアップへ転職、家族から反対されたら?

   安定した大企業からスタートアップへ転職する場合に、家族から反対されることが多い。

   その説得方法として、3年から5年の家庭内の損益計算書と貸借対照表をつくることを勧めている。それをもとに「転職の経済合理性」を説明するのだ。

   当然、どのスタートアップに転職すべきかが重要になる。

   スタートアップには、創業、シード、アーリー、ミドル、レイターという5つのステージがあり、その後イグジットと成長していく。以下のように説明している。

「最初のシードでは、起業のアイデアを具現化するための資金調達が行われる。次に、アーリーステージでは、市場へ投入するためのプロトタイプ開発が行われ、提供するサービスの可能性や方向性を固めていく。この時期の投資ラウンドをより細かく分けて、『プレシリーズA』や『シリーズA』とも呼ぶ」
「事業が軌道に乗り始めるとミドル(プレシリーズB、シリーズB)に入り、事業の拡大や市場シェアの確保を図る。そしてレーター(シリーズC以降)では業績の安定化や事業の収益性を高めるための資金調達も行われる」
「そして、イグジットでは、株式の新規上場(IPO)や、M&Aによる事業会社への売却という形でより大きな成長や安定化を目指していく」

   上場前の企業、特にシリーズA、Bあたりのスタートアップを狙うのが、最も賢明だという。シリーズCや以降のラウンドにいるスタートアップは、株式上場の可能性こそ上がるが、配布されるストックオプションの比率が下がる可能性が高かったり、そもそも付与されなかったりするからだ。

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