「くすりの窓口」調剤薬局向けに、ユニークなサービス提供 光通信の「EPARK」から独立【よくわかる新規上場株】

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「アプリが使いやすい」と高評価がある一方で...

   株主構成は、NBSEヘルステック投資事業有限責任組合(田中会長のファンド)が32.98%、株式会社EPARKが32.52%、SBIイノベーションファンド1号が29.72%で、この3者が95.22%を所有しています。なお、EPARKは光通信が株式の47.9%を保有する子会社です。

   ネットを検索すると、くすりの窓口の中途採用求人が掲載されています。目につくのは「業界経験不問の提案営業」「未経験大歓迎」の文字で、このあたりは光通信系の営業会社の特徴といえるかもしれません。

   「複数の自社サービスを開発する部署の事業部長候補(システム開発部)」の求人では、想定年収は804万円~1200万円。804万円の場合の内訳は(固定給36万円+管理職手当24万円)×12ヶ月分に住宅手当年12万円が加わるとのことです。

   気になるのがネットの評判で、Googleのクチコミには、くすりの窓口の「アプリが使いやすい」と高く評価する声がある一方、「何度断っても勧誘の電話が来ます」などの不満の声も見られます。

   母体となったEPARKのクチコミにも厳しい評価が寄せられており、それだけ粘り強い営業活動を推進する会社は将来が期待できる、と評価すべきか否かの判断が問われそうです。(こたつ経営研究所)

こたつ経営研究会
こたつ経営研究会
有価証券報告書や決算説明書などの公開情報を分析し、会社の内情に思いをめぐらすニューノーマルな引きこもり。昼間は在宅勤務のサラリーマンをしながらデイトレード、夜はネットゲームをしたりこたつ記事を書いたりしている。好きなピアニストはグレン・グールド。嫌いな言葉は「スクープは足で稼げ」。
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