子会社の連結化で急速に規模拡大
それではここで、くすりの窓口の近年の業績の推移を見てみましょう。なお、2021年3月期以前は、単体での実績。2022年3月期以降は、グループ会社を含む連結での実績です。
くすりの窓口は単体事業で順調に売上高を伸ばしてきましたが、2022年3月以降は買収した「基幹システム事業」の子会社分が連結されて、急速に規模が大きくなっています。
なお、2024年3月期の第1四半期業績は、売上高が21億5329万円、営業利益が4億5801万円、営業利益率が21.3%、四半期純利益が3億0121万円。売上高の進捗も良好ですが、利益率が高く、今期は大幅に改善される可能性があります。
くすりの窓口の従業員数は、2019年3月期末の116人から、154人、252人と急速に伸びており、2022年3月期以降は、単体で303人、320人、2023年7月末時点で309人となっています。連結では396人、424人、434人に達しました。
2023年7月末現在、くすりの窓口従業員の平均年間給与(単体)は430万円(賞与および基準外賃金を含む)。平均年齢31.8歳、平均勤続年数2.2年です
なお、管理職に占める女性労働者の割合は3.5%、男性労働者の育児休業取得率は10.0%、労働者の男女の賃金の差異は、全労働者では64.8%、正規雇用労働者では66.7%、パート・有期労働者では27.9%でした。