大手企業で加速するジャニーズのタレント起用「見送りドミノ」 経済同友会・新浪代表「タレント起用は性加害認め、国際的非難」...ネット大激論

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「メディアは『沈黙』に関して、なぜ会見を開かないのか」

メディアの責任はどうなったのか(写真はイメージ)
メディアの責任はどうなったのか(写真はイメージ)

   一方、「ジャニーズ押し」と思われる人たちからは、新浪氏の発言やメディアに対しての反論が寄せられた。

「所属タレントとの起用に対する対応はもちろんですが、ジャニーズ事務所も被害者も記者会見を開いているだから、テレビ局の上層部も、見解を記者会見という場で表明するべきではないですか? このままでは、テレビ上層部はなんとなくジャニーズだけを締め出してフェードアウトを狙っていると思います」
「世の中の論調に大きな疑問があります。今まで散々使い倒しておいて、よく言うよ、と。30年以上前から、世の中の皆が知っていたことでしょう。当時から被害者も声を上げていたし。今になって叩いていいのだ、と偉そうに正論を言うのはどうなのでしょう。
反省がないのは、メディア、スポンサー企業のほうなのでは? 少なくとも、彼らは謝罪会見を、質問を遮ることなく4時間以上やりました。新浪さんも、どういうつもりで今までサントリーのCMに起用していたのか、6月にBBCで取り上げられてから3か月CMに起用し続けた理由を、はっきり説明するべきなのではないでしょうか?」
「(ジャニーズ事務所の)調査委員会が指摘したように、『ジャニー喜多川の性加害』と『マスメディアの沈黙』が問題の焦点だ。ジャニー喜多川に関しては、新社長が謝罪し、真正面から誠実に対応していくことを記者会見で宣言している。それを見守るのが、経済同友会の立ち位置だろう。新浪氏はスポーツ紙や芸能評論家の立場で再生を期す事務所を叩いているとしか見えない。経済同友会が混乱を助長し、補償を遅らせる働きをしている。
一方、メディアは『沈黙』に関して何の会見も開いていない。一片の声明を出しただけだ。『反省しているか疑わしい』のはメディアだろう。マスメディアに『沈黙』に対する会見を提言し、それが終わるまでは、(メディアに)広告を出さないように各企業に勧めるのが新浪氏の立場だろう」

(福田和郎)

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