「サボり残業」経験はありますか? メリットに「心の余裕生まれる」「気分転換になる」...なお、60.9%は「サボり残業」経験ナシ

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   出社回帰が進むなか、残業中に仕事に関係ない活動をする「サボり残業」をしている人もいるらしい...。

   キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営するライボ(東京都渋谷区)は2023年9月11日に、全国の社会人男女796人を対象にした「2023年 残業に関する実態調査」の結果を発表した。

   調査によると、コロナ5類移行前と比べた残業時間の増減は「とても増えた」が16.5%、「増えた」が「14.6%」、「どちらかというと増えた」の36.1%をあわせて、67.2%の人が残業時間の増加を感じているという。

   また、全回答者に「サボり残業」の経験の有無を聞くと「全くない」26.9%、「ない」17.5%、「ほぼない」16.5%であわせて「ない派」が60.9%と過半数を占めた。

   一方で、サボり残業経験ありと回答した311人にサボリ残業による影響を聞くと「心の余裕が生まれる」が54.0%、「気分転換になる」36.0%など、「サボり残業」にもメリットがあるというのだが...。

  • 定時上がりを意識する人は多いようだ…(写真はイメージです)
    定時上がりを意識する人は多いようだ…(写真はイメージです)
  • 定時上がりを意識する人は多いようだ…(写真はイメージです)

定時上がりは「会社から推奨されている」、定時で終業していないのは「残業しなければ終わらない仕事量」という理由が最多

(ライボの作成)
(ライボの作成)

   はじめに、全回答者に対して終業への意識を聞いた。「かなり定時上がりを意識している」は「29.4%」、「定時上がりを意識している」が「21.9%」、「どちらかといえば定時上がりを意識している」は「21.1%」であわせて「定時上がりを意識している派」が72.4%と大半だ。

   つぎに、年代別のグラフによると、「定時上がりを意識している派」が最も高いのが20代だった。詳しくみると、「かなり定時上がりを意識している」は「33.2%」、「定時上がりを意識している」が「25.2%」、「どちらかといえば定時上がりを意識している」は「18.2%」で、あわせて「76.6%」となっている。

(ライボの作成)
(ライボの作成)

   続いて、実際の終業のタイミングを聞くと、「必ず定時に終業」が「16.3%」、「定時に終業」が「25.5%」、「どちらかといえば定時に終業」は「19.1%」を占め、あわせて「定時に終業派」が「60.9%」を占めた。

   こうしたなか、「定時に終業派」が高かった20代では「必ず定時に終業」が「19.9%」、「定時に終業」が「29.1%」、「どちらかといえば定時に終業」は「18.2%」となり、あわせて「67.2%」となり、全体よりも高い傾向があった。

(ライボの作成)
(ライボの作成)

   こうしたことを受け、「定時で終業派」(n=485)の理由を聞いてみると、「会社から定時上がりを推奨されている」が「50.1%」で最多となった。次いで「プライベートの時間を充実させたい」が「38.6%」、「効率のいい働き方を心がけている」が「29.7%」などが上位となった。

   一方で、「定時で終業していない」と回答した311人に理由を聞いた。結果は、「残業しなければ終わらない仕事量がある」が「64.3%」、「定時に上がれない雰囲気がある」が「21.5%」、「仕事を任せられる人がいない」では「18.3%」を占めた。

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