部下を精神的につぶしながら、どんどん出世!「クラッシャー上司」になっていませんか? チェックリストの特徴にあてはまったら、要注意!

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非常に優秀だが、部下の気持ちに共感することができない

   さて、こんなやっかいな存在の「クラッシャー上司」。見過ごしたまま放置すると、組織を崩壊させるリスクもあるし、本人も自覚していないケースもある。そこで、アスマークでは「クラッシャー上司」にならないよう、チェックリストを作った。

   まず、「クラッシャー上司」の代表的な特徴を5つ説明している【図表1】。

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(図表1)クラッシャー上司の代表的な特徴(アスマーク作成)
(1)部下を追い詰めていることに対して自覚がない。
(2)部下の気持ちに共感することができない。
(3)高圧的なコミュニケーションの取り方をする。
(4)自分の考えに固執しており、聞く耳を持たない。
(5)優秀な成果を出した実績がある(評価が高い)。

   ところで、「クラッシャー上司」と「パワハラ上司」の決定的な違いはこうだ【図表2】。

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(図表2)クラッシャー上司とパワハラ上司の違い(アスマーク作成)

   かいつまんで言えば、部下にハラスメント行なって追い込む点は同じだが、目的が違う。「パワハラ上司」が「憂さ晴らしや嫌がらせ」なのに対し、「クラッシャー上司」は「仕事や成績のため」であること。また、社内の評価が、「パワハラ上司」が「必ずしも優秀な人物とは限らない」のに対し、「クラッシャー上司」は「業績が優秀なため、組織から必要とされていることが多い」ことだ。

   また、「クラッシャー上司」は「自分の意見が正しいと思い込んでいる」が、「パワハラ上司」にはそのような信念があるかどうか、不明である。

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