注目高まるSNS動画マーケティング、予算は全体の2割ほども「増やす」傾向 「ブランドの評判アップ」に期待

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2023年の動画マーケティング予算 58%の企業が「支出を増やす」

   動画の制作にどれだけの予算を費やすかは、そのコンテンツのマーケティング効果にどれだけ期待しているかを示すバロメーターといえる。

   そこで調査では、企業が現在、マーケティング予算全体のどのぐらいの割合を「SNS動画マーケティングに割り当てられていますか?(推測可)」と聞いたところ、最も多かったのは「2割未満」の40%だった。

   次いで、「2割~4割」と答えた人が28%、「4割~6割」が16%で続いた。「6割~8割」は5%、「8割以上」が6%だった。「わからない」は6%。

   注目が高まる動画マーケティングだが、マーケティング全体予算でみると「4割以上」を割いていると答えた人は27%と、3割に満たなかった。

   また、「2023年の動画マーケティングへの支出は、前年比でどのように変化すると考えていますか?」との問いに、「支出を増やす」と答えた人は58%で最も多かった。次いで、「支出はほぼ変わらない」という人が33%だった。「支出を減らす」は4%、「わからない」と答えた人は6%だった。

   さらに、効果的な動画マーケティングを行うためにソフトウェアを活用しているマーケターが多いとされる。

   そこで調査では、「実際にどのようなソフトウェアを動画マーケティングで利用しているのか」聞いたところ、最も多かったのは「ビデオ編集・コンテンツ作成」で、73%の人が答えた。

   次いで、「SNSのコンテンツスケジューリング」が46%、「SNSのパフォーマンス分析」が43%で続いた。「SEO」は34%、「ソーシャルリスニング/エンゲージメント」が28%、「SNSのモニタリング」と答えた人は28%だった。

   SNS動画マーケティングへの投資は増加しており、今後さらなる成長が見込めそうだ。

   なお、調査はキャプテラが独自に、動画マーケティングの現場で働く国内企業のマーケターやマネージャー200人を対象に聞いた。

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