「前川孝雄の『上司力(R)』トレーニング~部下の心を動かした『胸アツ』エピソード」では、実際にあった感動的な現場エピソードを取り上げ、「上司力(R)」を発揮する方法について解説していきます。
今回の「エピソード2」では、<「君の仕事は、いったい何?」~『仕事の再定義』で沈滞していたチームが一変...くすぶっていた若手が、常識破りのチャレンジをやり遂げた>というエピソードを取り上げます。
「部下のモチベーションが低い」「互いに協力してくれない」のはなぜか?
私たちが開講する「上司力(R)研修」で、受講者に対し「現場で日々感じているマネジメント課題は何ですか?」と問いかけると、ほぼ決まって上がってくる答えがあります。
「部下のモチベーションが低い」
「もう少し主体的に仕事をしてほしい」
「メンバー同士の仲が悪い」
「なかなか思うように互いの連携や協力をしてくれない」
こういった悩みの声です。
研修では、こうした「部下の責任」と上司がとらえている現象の真因を深掘りし、「上司自身の自責」(上司自身が変わるべき課題)としてとらえ直します。そして、解決への心構えと道筋をグループワークで話し合いながら、「上司力(R)」を高めていくのです。
それにしても、「部下の困った状態」の原因は、いったい何なのでしょうか?