Z世代は、SDGsへの意識高め 「不要だがまだ使えるものは人にあげる」10代・20代は7割、「新品買わずに中古品」10代・20代は5割 博報堂調査

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10代のサステナブルな行動...「不要だがまだ使えるものは人にあげる」68.9%、「新品買わずに中古品を買う」48.7%、「借りたりシェアする」45.2%

(博報堂の作成)
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   つぎに、ものの再利用や廃棄物の減少、リサイクルなどを踏まえた「サステナブル購買行動」の調査結果によると、「物を買う時は必要最小限のものだけ買う(最小限:ミニマル)」、「長く使えるものを買う(長期的;ロングライフ)」、「不要になったがまだ使えるものは人にあげたり、売ったりする(循環:サーキュラー)」という、「サステナブル購買行動」の傾向は全体では前回調査との比較で、大きな変化は見られなかった。

   一方で、10代から20代(16歳から29歳)では、「不要になったがまだ使えるものは人にあげたり売ったりする」(10代:68.9%、20代:70.9%)、「新品を買わずに中古品を買う」(10代:48.7%、20代:50.0%)、「新品を買わずに借りたりシェアしたりする」(10代:45.2%、20代:36.8%)といった「サーキュラー(循環)」や「シェア(共有)」に関する行動が全体より10~20ポイント高い結果となった。

(博報堂の作成)
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   また、「サステナブルな商品」に対してどんなイメージを持つか聞くと、「自然な」(33.7%)がトップになり、次いで「優しい」(24.7%)、「すべての人に関係がある」(20.9%)、「グローバルな」(20.2%)、「誠実な」(19.9%)という順番になった。

   博報堂は、こうコメントしている。

「『サステナブルな商品』についてイメージする言葉を聞いたところ、『自然な』(33.7%)がトップ、次いで『優しい』(24.7%)。『自然環境の保護』や、『地球環境に優しい』『人に優しい』などから連想されている模様。
続いて、『すべての人に関係がある』(20.9%)、『グローバルな』(20.2%)。SDGsでうたわれている『誰一人取り残さない』というメッセージや、SDGsが国際的な取り組みであることが意識されているとみられる」
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