抵抗しないで、暑さを楽しむには?
しかし、「暑いのは仕方ない」と思っても涼しくなってはくれません。日陰のない場所での太陽の照り返しには「クソっ」と憎しみさえ感じることは、誰にでもあります(笑)。
余談ですが、江戸時代の人は暑い時期は朝夕の涼しい時間だけ働く人や、なかには「夏に汗水たらして働くなんて野暮!」という人もいたそうです。とはいえ、江戸時代の人のような生活をするのは現代では難しそうなので、少し発想を変えて「暑さに抵抗しない暑さの楽しみ方」を実践してみてはいかがでしょうか。
・暑いからこそたまに感じる風が心地いい
・キンキンと冷やしたビールが美味しい
・たくさん洗濯してもすぐに乾く
このように、まずは夏だからこそ心地よく感じる出来事を思い出してみましょう。私は夏を少しでも快適に過ごせるように、メントールやミントが入った石けんを購入しました。お風呂上がりはスースーして気持ちいいです。寒い冬に「冷やしシャンプー」を使ったら寒すぎて大変ですし、夏限定の楽しみ方だと思います。
そのほかに、夏のマイナスを逆手に取ったおもしろい商品もありました。夏は、チョコレートが溶けますよね。そこで、お菓子の明治は「きのこの山」の発展型新商品として、クラッカーだけでできた「チョコぬいじゃった!きのこの山」を発売したんだそうです。
これこそチョコが溶ける季節だからこそ、の逆転の発想です。暑さに抵抗しないことで、新しい商品が開発されたんでしょうか。