目先のコンセプトカーより、2030~35年見据え「いろんなモビリティーの可能性を提案」
従来の東京モーターショーはトヨタ自動車はじめ各メーカーが数年以内に発売する新型車や近未来のコンセプトカーを展示するのが定番だった。
これに対して、ジャパンモビリティショーは「近未来のコンセプトカーを単純に並べるのではなく、陸海空でいろんなモビリティーの可能性を提案する」「3~4年後という短いピッチではなくて、2030年か2035年くらいの提案をしたい」(長田氏)という。
では、具体的にどんなメーカーがどんな展示をするのか。記者会見ではそんな質問が相次いだ。
ところが自工会の説明は、いまひとつわかりにくかった。
新たに参加する企業について、自工会は「陸海空なので、陸上だけでなく、航空分野の企業も入っている。三井住友海上保険のように保険・金融分野も新しい。東進ハイスクールもモビリティーと教育というコラボレーションの中で初めて参加する」と説明するにとどまった。