常にコミュニケーションのキーマンとして「行動」を 社内コミュニケーションも密に
「行動」管理に関して求められることは、「管理者は常にコミュニケーションのキーマンとして動くこと」です。前回「コミュニケーションの3原則」でも説明しましたが、まず日々担当者と個別でのコミュニケーションをしっかりとることです。
前回申し上げた通り大切なことは、毎日夕方担当者の営業活動が落ち着いた段階で、1人55分から10分でいいので、今日の誰と会って、どのような話をして、今何が課題になっているのか、しっかりと共有して個別にフォロー、アドバイスをすることです。
社内で他部署とのコミュニケーションを密にすることも重要です。製造、開発部門と営業部門の折り合いが悪くては、担当者の日々の「行動」に大きな支障が出ることもあります。
それを未然に防ぎ、社内の雰囲気が営業活動すなわち営業担当者の「行動」に対して常に協力的になってくれるように、日々関係各部門とコミュニケーションを密にしつつ情報交換、意見交換を通じて部門案の相互理解をはかることが大切なのです。
営業管理者は常に担当者が「行動」しやすいように、地ならしに努めることがその役割であると理解してください。