インターンシップや説明会で、「AI」を説明した企業は「2~4割」
調査によると、インターンシップや説明会に参加した企業の中で、「どれくらいの企業が『AI』に関する説明をしていましたか」(n=321)との問いに、「2~4割」と答えた人が27.7%で最も多かった。次いで、「1割以下」の21.2%が続いた。
「5~7割」が16.8%、「8~10割」が1.2%だった。「インターンシップや説明会に、まだ参加していない」と答えた人は22.7%だった。「わからない/答えられない」は10.3%。
採用活動を行う企業側からみると、「AI」の活用が就活生へのアピールポイントとなりうるかもしれない。
また、「あなたは、ChatGPTなどの生成AIが今後私たちの『働き方』を、どのように変化させていくと思いますか」(複数回答、n=311)と聞いたところ、「業務効率化で働き方が多様になる」と答えた人が49.5%で最も多かった。
次いで、「定型業務が減少する」と答えた人が40.2%、「デジタルリテラシーが必須になる」が36.0%、「生産性が向上し、より創造的な業務に携わる機会が増える」が35.7%で続いた。
「対人コミュニケーションのスキルがより求められる」(24.1%)や「新たなスキルや知識の習得が必要になる」と答えた人が22.5%と、2割を超えた。【図6参照】
さらに、ChatGPTなどの生成AIが「今後、私たちの『働き方』をどのように変化させていくか、考えを教えてください」(自由回答、n=289)と質問したところ、
「創造的な仕事が増えて事務的な業務が減る」(21歳)
「アイデアの参考になる」(20歳)
「ライフワークバランスを実現できる」(21歳)
「節度ある使い方をしなければならない。働き手が代替されていくのは間違いない」(20歳)
「人間よりも効率よく仕事をしてくれると思う」(20歳)
「単調な業務はAIに置き換えられていくと思う」(20歳)
「もっと便利な世の中になると思う」(20歳)
などの声が寄せられた。
なお、調査は2025卒業予定で今夏開催のサマーインターンシップに参加予定、あるいは参加経験がある大学生を対象に、IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)」によるインターネットで、2023年7月31日~8月2日に実施した。有効回答者数は321人。