健康意識は、コロナ禍から低下? 電通のウェルネス1万人調査

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健康のためのお金、1か月あたり商品に1331円、サービスは896円

   調査では、常に健康を意識した生活をしているかどうかについて、「あなたにどの程度あてはまりますか」と聞いたところ、「常に健康を意識した生活をしている」と答えた人は、コロナ禍の2021年(37.1%)をピークに減少し、23年は33.9%にとどまった。

   「常に健康を意識した生活をしているか」との問いに、「非常にあてはまる」と答えた人は2023年に4.8%、「ややあてはまる」が29.1%だった。

   これを経年で比べると、コロナ禍の2021年は37.1%、昨年は35.9%だった。【図3参照】

図3 「常に健康を意識した生活をしている」人は年々減っている......(電通ヘルスケアチーム調べ)
図3 「常に健康を意識した生活をしている」人は年々減っている......(電通ヘルスケアチーム調べ)

   さらに、「あなたは健康のための商品(サプリメントや健康食品、ドリンクなど)やサービス(フィットネスやマッサージなど)に、1か月あたりどのくらいかけていますか。最近1年で1か月あたりにかけている平均の金額を教えてください」と聞いたところ、「健康のための商品」にかけている金額は、2022年の1445円から1331円に減少。「健康のためのサービス」にかけている金額は、1045円から896円に減ったことがわかった。

   健康のためにかけている金額は、商品・サービスともに、過去5年間で最も少額になった。「お金」の面からも、「健康生活」への意識が後退していることがうかがえる。【図4参照】

図4 健康のためのお金、商品・サービスともに過去5年間で最少(電通ヘルスケアチーム調べ)
図4 健康のためのお金、商品・サービスともに過去5年間で最少(電通ヘルスケアチーム調べ)
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