最も急増したフリーランス案件は「コンサル」、前年同月比728%
また、フリーランス案件のうち、最も伸びが著しかったものは「コンサル」。同社によると、前年同月比では728%。フリーランス案件希望者数も、前年同月比で7.6倍と急増するなど、「案件倍率」は1.3倍だという。とりわけ特長的なのは、コンサルの正社員求人倍率は52倍で、転職希望者との差が大きい結果になっている。
レバテックは「企業のDXを推進するITコンサルタントの需要が高まる中、フリーランスとして企業に対しコンサルティングを行う人材も増えていると考えられます」とみている。
なお、今回の調査を受けて、「執行役員からの一言」として、以下のコメントを寄せている。
「業務のデジタル化やDX推進の中核を担う『即戦力人材の調達』を課題として挙げる企業においては、フリーランスや副業人材などの活用を検討していく必要があるといえます。また、IT人材不足に悩む企業では、従業員への賃上げや、社内でのリスキリングを前提とした採用要件の見直し・ポテンシャル人材の採用を視野に入れていく必要があるのではないでしょうか」