朝の目覚め...起きるまでに5分以上かかる人52.2%、休日は65.4%にまで上昇!
また、同じ対象者(n=817人)に「目覚めてから布団を出るまでにかかる時間(一度目覚めてからの二度寝などの時間も含む)」を平日・休日それぞれ聞いた。すると結果は、「5分~15分」が「25.5%」、「15分~30分未満」が「15.8%」、「30分から1時間未満」は「6.4%」、「それ以上」は「4.5%」ですべて合わせて「5分以上かかる」と回答した人は平日で「52.2%」となった。また、休日になるとその割合は増え、「65.4%」となった。
最後に、睡眠に関して悩みがあると回答した人(n=817)に「睡眠の質を高めるために過去・現在行ったことがある対策方法」を聞いたところ、対策したことがあると回答した人は全体の56.4%という結果になった。
対策の結果、睡眠の質が向上したかを聞いてみると、「53.4%」(やや下がったと思う:6.7%、下がった・下がっている:2.0%、まだ効果がわからない:44.7%)の2人に1人が「効果を実感していない」という結果になった。
調査を監修した睡眠コンサルタントの友野なお氏は以下のようにコメントしている。
「睡眠は私たちの人生の3分の1を占めています。そんな睡眠をおざなりにしてしまうと、必ず健康を害するということがたくさんの学術的な報告からわかっています。睡眠の質=健康の質であり、生活習慣の中でも睡眠がいかに大事かということを私も日々お伝えしています」
「まずは、自分の睡眠と向き合うことが重要です。そのうえで、寝起き・日中・夜寝る前など1日のサイクルの中で、ちょっとした睡眠対策を実践することで、睡眠バランスが整い、質の良い睡眠につながるでしょう」