通勤がツラい...家賃が安い「始発駅」ランキング 新宿・東京・渋谷・池袋通勤者向けそれぞれのナンバー1は? 座って通勤、時間を有意義に!

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   出社回帰が進んでいますが、みなさんの通勤時間はどのくらい?

   LIFULL(ライフル、東京都千代田区)が運営する住宅・不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」は2023年8月22日に、新宿・東京・渋谷・池袋通勤者向けの「家賃が安い『始発駅』ランキング」を発表した。

   ランキングには、都内や埼玉近郊、千葉近郊、神奈川近郊などの駅があがっており、これから職場に通いやすい住居を探している人にとっては便利かもしれない。

   さっそく、各ランキングを見てみよう!

  • 通勤時間と住みやすさを両立できる駅とは?(写真はイメージです)
    通勤時間と住みやすさを両立できる駅とは?(写真はイメージです)
  • 通勤時間と住みやすさを両立できる駅とは?(写真はイメージです)

【新宿通勤者向け家賃が安い始発駅ランキング】3位「拝島」、2位「唐木田」、1位は?

(LIFULLの作成)
(LIFULLの作成)

   新宿通勤者向けは、1位「高尾」(50,000円)、2位「唐木田」(51,000円)、3位「拝島」(51,500円)、4位「高幡不動」(55,500円)と、上位に5万円台で住める都内の駅がランク入りした。

   LIFULLでは、

「1位の高尾は、新宿まで約50分で行くことができます。高尾は多くの観光客が訪れる高尾山近くの駅としても知られますが、駅近くに49,000平方メートルの大型ショッピングセンター『イーアス高尾』があり、自然豊かな環境でありながら利便性も整っています」 「そのほか、2022年に国土交通省が発表した『鉄道混雑率ランキング』で2位の埼京線から、5位『指扇』(56,000円)、7位『川越』(60,000円)がランクイン。通勤ラッシュの混雑で知られる埼京線沿線でも、始発駅であれば座って通勤できるかもしれません」

   とコメントしている。

【東京通勤者向けの家賃が安い始発駅ランキング】千葉県、神奈川県、東京都、埼玉から広くランクイン!

(LIFULLの作成)
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   東京通勤者向けは、一都三県の駅が満遍なくランクイン。1位は、東京まで約53分の「蘇我」(60,500円)。

   LIFULLでは蘇我の住み心地について、

「蘇我はターミナル駅である6位『千葉』(68,500円)まで2駅で行くことができるので、都内への通勤だけでなく休日のお出かけもしやすいです。また、駅周辺には大型ショッピングセンターやスーパー、コンビニなどもあり、生活利便性が高い街といえます」

   とコメントしている。

   そのほか、3位「津田沼」(64,000円)、7位「大宮」(74,000円)、8位「荻窪」(84,000円)など、東京まで30分程度で通勤できる駅も複数ランクインした。

   同社では交通の便について、

「3位『津田沼』(64,000円)と6位『千葉』(68,500円)では、状況に応じてグリーン車を利用することも可能です。
8位『荻窪』(84,000円)には、2022年「鉄道混雑率ランキング」で6位の中央線も通っており、丸ノ内線よりも10分ほど早く東京まで行くことができます。急いでいる日や混雑する時間帯を避けられそうな日は中央線、普段は座って通勤できそうな丸ノ内線と使い分けることもできそうです」

   とコメントしている。

【渋谷通勤者向け家賃が安い始発駅ランキング】東急田園都市線、副都心線、東急東横線からランク入り

(LIFULLの作成)
(LIFULLの作成)

   渋谷通勤者向けの1位は、乗車時間約55分の「小手指」(53,000円)。小手指のランク入りについて、同社は「小手指は、1970年の駅開設後に整備された比較的歴史の新しいベッドタウンです。閑静な住宅街ですが、駅周辺には商業施設も充実しています」とコメントしている。

   また、渋谷へのアクセスについては、

「ランクインした駅の中で最も早く渋谷にアクセスできるのは10位『富士見ケ丘』(79,000円)で、乗車時間は約23分です。2位『中央林間』(61,800円)、5位『湘南台』(70,000円)、9位『吉祥寺』(77,000円)は始発電車のみなので、始発待ちをする必要がありません」

   としている。

【池袋通勤者向けの家賃が安い始発駅ランキング】埼玉県から8都市がランク上位に!

(LIFULLの作成)
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   池袋通勤者向けは、埼玉県の駅が8駅ランクイン。1位は、渋谷通勤者向けと同じく「小手指」(53,000円)で、池袋までの乗車時間は約39分となっている。

   そのほか、池袋まで近い駅が多くランクインし、8位「武蔵浦和」(67,000円)と9位「和光市」(67,250円)は約20分、7位「保谷」(65,000円)は約18分、10位「成増」(72,500円)は約13分と短時間で通勤できる。

   また、新宿通勤車向けと同様に「鉄道混雑率ランキング」で2位の埼京線から、3位「指扇」(56,000円)と6位「川越」(60,000円)がランクインしている。

    LIFULLが運営するライフスタイルメディア「LIFULL HOME'S PRESS」編集部の渋谷雄大氏は、次のようにコメントを寄せている。

「先日発表された2022年度の東京圏の鉄道平均混雑率は、前年から15ポイント上昇し、123%となりました。『近頃、通勤時に座れなくなった』と感じている人も多いのではないでしょうか。今回のランキングで紹介した始発駅では、座れる・混まずに乗車できる確率が高いことから通勤や通学のストレスの軽減が期待できます」
「物件広告では主要駅への所要時間の短さが強調されることもありますが、所要時間だけでなく、あえて座れる始発列車で通勤・通学するという選択肢があってもよいのではないでしょうか」

   なお、調査の実施方法は対象駅を新宿駅(西武新宿駅を含む)、東京駅、渋谷駅、池袋駅へ乗り換えなしで、乗車時間1時間以内で、始発電車が平日午前9時までに5本以上ある各駅を調査した。対象物件としては、LIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件(掲載物件数が100件以下の駅を除く)とした。抽出期間は2022年7月から2023年6月までで、家賃相場は管理費を含む?額賃料から中央値を算出した。

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