イライラを表に出さない方法「別のことを考える」「深呼吸する」「休憩をはさむ」
一方で、仕事をしている500人に「仕事中にイライラを態度に出さないための方法」を聞いたところ、回答は以下の表のようになった。
ランキングでは、1位は「休憩をはさむ」(183人)、2位は「深呼吸する」(73人)、3位は「ひと呼吸置いて冷静になる」(39人)、4位は「別のことを考える」(27人)と続く。
回答者の意見では――。
●1位 休憩をはさむ
・外の空気を吸いにいく(25歳 男性)
・イラっとしたら少し社内を散歩する。トイレに行って手を洗って気分転換する(31歳 女性)
・ガムをかんだりお茶を飲んだり、一瞬でも休憩時間を取るようにしています(48歳 女性)
●2位 深呼吸する
・イライラしないために、深呼吸する(26歳 男性)
・深呼吸してから発言するようにしている(37歳 女性)
・大きく深呼吸をする(51歳 女性)
●3位 ひと呼吸置いて冷静になる
・一旦返事を寝かせる(29歳 女性)
・発言する前に一呼吸して考えてから発言する(33歳 女性)
・何か発言するときに、間を置く(50歳 男性)
最後に、調査を受けて、ビズヒッツ代表の伊藤陽介氏は以下のようにコメントしている。
「『仕事が思い通りに進まない』『同僚が仕事をさぼっている』など、仕事でイライラする瞬間は多々あります。イライラしてしまうのは仕方のないことですが、ずっとイライラしていると、思わぬミスにつながったり心身に悪影響を及ぼしたりしてしまうことも。
イラっとしたら『意識的に休憩をとる』『呼吸を意識してみる』などの工夫をして、一旦冷静になってみましょう」
この調査は2023年7月31日から8月1日にかけて、全国のお仕事をしている男女500人にインターネットによる任意調査を行ったものだ。調査対象の内訳は、女性319人、男性181人。年代の内訳は10代が0.2%、20代が20.0%、30代が39.8%、40代が27.8%、50代が9.6%、60代が2.6%となった。