エン・ジャパン(東京都新宿区)は2023年8月22日にエン転職のユーザー7783人を調べた「アフターコロナの働き方」の調査結果を発表した。
調査によれば、新型コロナウイルスの5類移行後の働き方は、「毎日出社」が53%、「完全テレワーク」が19%、「ハイブリッドワーク」は19%となった。また、毎日出社の比率は業種別で「インフラ系」と「IT系」の間で28ポイントの開きがあることがわかった。
さらに、理想の出社頻度をきくと、「週3日以上」を希望する人が63%(毎日出社、週4日出社、週3日出社:それぞれ21%)。また、年代別で見ると、週3日以上を希望する方が多いことに違いはなかったが、「毎日出社」の回答割合は、40代以上が26%に対し、20代は14%、30代は16%と2割を下回る結果になった。
「毎日出社」が多い業界 「インフラ」65%、「商社」と「金融」64%
この調査は2023年6月28日から7月27日まで行われ、「エン転職」のユーザー7783人を対象にインターネットアンケーを行った。
はじめに、現在の会社への出社頻度を聞くと、「毎日出社」は「53%」で最多になった。一方で「出社していない(テレワーク)」は「19%」、出社とテレワークを掛け合わせて週何日か出社する「ハイブリッドワーク」は「19%」となった。
業種別の結果によると、「毎日出社」の比率が最も高いのは「インフラ」で「65%、次いで「商社」と「金融」が「64%」となり、最も低いのは「IT・通信・インターネット」は「37%」で、「インフラ」とは28ポイントの差があった。
続いて、5類化に伴って出社頻度に変化があったかきくと、「出社が増えた」は「10%」で、ほとんどは「かわらない」で「80%」だった。