カイゼン!育休「取りやすかった」76% 取得難しい理由は「空気」

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   育児休業の取得状況が大きく改善されているようだ。

   ビジネスツールの見積もり・導入をサポートするメディア「ミツモ」を運営する、くるみ(東京都渋谷区)が育休の取得経験のある人(100人)に、「育休は取りやすかったですか?」と聞いたところ、「取りやすかった」と答えた人は、じつに76%にのぼった。「取るのに苦戦した」という人は24%だった。2023年8月18日の発表。

   企業での育休・産休制度の整備が進んでいるようことがうかがえる。

育休を「取得できなかった」理由に人手不足や周囲からの圧力

   「育休取得に関する実態調査」によると、「育休は取りやすかったですか?」との問いに、「取りやすかった」と答えた人が、76%にのぼったことがわかった。「取るのに苦戦した」人は24%だった。

   「育休の取得が難しかった理由はなんですか?」(複数回答)と聞いたところ、申請しにくい空気感があり、育休の取得が難しいと感じる人も一定数いることがわかった。

   「取りやすかった」との答えは69件。半面、「申請しにくい空気があった」と答えた人が28件、「申請作業が難しかった」が4件だった。「その他」は2件で、人手不足や周囲からの圧力で育休を取得できなかったという回答がみられた。【図1参照】

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図1 職場に「申請しにくい空気があった」...(ミツモ調べ)

   また、「育休取得に関して不安はありましたか?」(複数回答)と聞いたところ、長期休暇の取得にあたり、「周りに負担をかけてしまうかも」という不安から育休を取りにくいと感じる人が多いことがわかった。

   「周りに負担をかけることに対する不安」との答えが61件、「給料が下がる不安」は22件、「キャリア形成に関する不安」は15件だった。

   「育休期間は満足でしたか?」との問いに、「満足だった」と答えた人は74%、「不十分だった」が26%だった。

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