環境問題の解決に向けた取り組み、「節電」が最多
次に、「解決したい環境問題について、どの程度悩んでいるか」(n=500)聞いたところ、「やや悩んでいる」と答えた人が337人(67.4%)で最も多かった。
「とても悩んでいる」と答えた60人(12.0%)と合わせて、環境問題に「悩んでいる」人は79.4%にのぼった。ふだんの生活においても、多くの人が環境問題の影響を受けていることがわかる。
「あまり悩んでいない」が97人(19.4%)。「まったく悩んでいない」と答えた人は、わずか6人(1.2%)だった。
また、「環境問題の解決に向けて、取り組んでいることをすべて選択してください」(複数回答)」と聞いたところ、「節電を心がける」と答えた人が328人で、最も多かった。 「食べ残しをしない」が296人、「リサイクルを心がける」が296人、「ゴミをなるべく出さない」の242人、「節水を心がける」の238人が続いた。
電気料金が高騰するなか、こまめに電源を切るなど、節電は多くの人が身近で簡単にできる環境問題への取り組みの一つ。
また、食べ残しが減ることで食品廃棄の際のエネルギーと温室効果ガスの排出量の削減ができたり、不要になったものをリサイクルしたりすることで資源の節約ができる。
「環境に優しい商品を買う」(123人)、「プラスチックを捨てない」(121人)といった取り組みもある。【図2参照】