希望のキャリアを「歩めている」人は1割だけ
調査では、「現在、希望のキャリアを歩めているか」を聞いた(n=2465)ところ、「そう思う(歩めている)」と答えた人が2.8%、「どちらかといえばそう思う」が8.2%で、合わせて11.0%の人が「希望のキャリアを歩めている」と答えた。
その半面、「そう思わない(歩めていない)」と答えた(「どちらかといえばそう思わない」21.7%と「そうは思わない」33.6%の合計)人は55.3%だった。
経済的に「ゆとりがない」と答えた人ほど、希望のキャリアを歩めていないと感じる人の割合が多いことがわかった。【図4参照】
また、希望のキャリアを歩めていないと感じている人(n=1363)に、「本来希望していた働き方」を聞いたところ、最も多いのが「フルタイムの正社員」の35.8%だった。
次いで、「アルバイト・パート」の28.5%、「経営者・自営業・フリーランス」が11.3%で続いた。【図5参照】