住宅リフォームの技能者も減少か このままでは、住まい探しに困窮する「住宅難民」も
今の若い世代は新築住宅を購入するより、中古住宅を割安な価格で購入し、リフォームをしてそれぞれのライフスタイルに合った住居を構えるケースも増えている。
だが、業界では、リフォームを手掛けられる技術を持った人材自体も急速に減る可能性が高い、との見方もある。
このままの状況が続けば、住まい探しに困窮する「住宅難民」も発生しかねないというのが現状だ。それぞれの現場での生産性向上に努めるのはもちろんだが、「賃金の引き上げなど魅力ある職場作りをしないといけない。
「若い世代に関心を持ってもらう取り組みが早急に必要だ」(業界関係者)との声が高まっている。(ジャーナリスト 白井俊郎)