アマゾンにも大きな変化が...
アマゾンに大きな変化が起こりつつあるという。 21年から22年にかけて、アマゾンの業績は数値やグラフに見られるほどは良くはなく、ビジネスの柱であるAWSというクラウドサービスの売上が伸び悩んでいる、と指摘。
22年の年間売上高が過去最高の5139億8300万ドルだったのに対し、純利益は約27億ドルの損失となった。コロナ禍の需要増に対応するため物流施設を急拡大したが、その後需要が減速し、過剰キャパシティーとなったのだ。
だが、アマゾンは小売企業ではなく、AIの分野でも最先端を走る企業だと、田中さんは考えている。AWSとAIを組み合わせることで、新たな収益を生み出そうとしているという。
さらに、「ブルーオリジン」という宇宙企業を創設。衛星を利用してドローンによる配送システムを構築することも想定しているそうだ。
「アマゾン×ブルーオリジン×AWS×AI......これらがそろっているのは、アマゾンの大きな強みなのです」