「人事評価を聞く前に、振り返りしろなんて!モラハラでしょ?!」と訴えるベテラン部下...どう諭す?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE34(後編)】(前川孝雄)

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本人に原因を見出させる

   上司は部下のミスや失敗の原因に気づいていても、先に指摘するのは控えましょう。

   忍耐が必要です。本人がなかなか気づきにくいようなら、客観的な事実、お客様の様子、上司や先輩の意図や思いなど、本人が察知しやすくなるような質問を投げかけます。

   本人自身が原因に気づき、自ら言葉にできるよう、根気よく待つことです。失敗の原因を本人自身が自覚することが、失敗を糧にする最良の育成方法だからです。

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