会社のデジタル化は進んでいる? バックオフィス業務担当者、紙の資料「毎日扱う人」52.8%...ペーパーレス化への秘訣は?

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日々の業務で「生成AI」は使う? 「積極的に/少しは取り入れている」21.2%...まだ少数派

(アドビの作成)
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   つぎに、デジタル化と働き方改革の関係について質問した。

   テレワークの導入や法改正などによってデジタル化が進んだと感じているか聞いたところ、「とても進んだと思う」は「18.4%」、「どちらかというと進んだと思う」が「42.4%」となった。あわせて、「60.8%」がデジタル化の進展を実感しているということになる。

   さらに、デジタル化の進展を実感している回答者のうち、デジタル化により働き方が柔軟になったと考える割合は、「とても思う」が「22.4%」、「どちらかというと思う」が「57.2%」で、あわせて「79.6%」となった。

(アドビの作成)
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   一方で、話題の生成AIの活用についても質問した。日々の業務の中で生成AI技術を取り入れているか聞くと、「積極的に取り入れている」が「5.8%」、「少しは取り入れている」が「15.4%」となり、あわせて「21.2%」に留まった。

   職種別で見てみると、「人事・労務・総務・法務」に携わる人では、生成AI活用率は「24.8%」。「経理・財務・会計」に携わる人では「17.6%」だった。「人事・労務・総務・法務」の人のほうが7.2ポイント高いことになる。

(アドビの作成)
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   これからのビジネスにおいて最新テクノロジーの活用が必要か聞いたところ、「とても必要だと思う」の「17.4%」と、「どちらかというと必要だと思う」の「41.6%」をあわせて、「59.0%」が必要だと思うと回答している。

(アドビの作成)
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   バックオフィス担当者に、新しいスキルを身につけるにあたっての問題点も聞いた。

   それによると、「時間がない」が「26.7%」と最も多い結果となった。次いで「お金がかかる」(26.0%)、「やる気を継続できない」(16.1%)と続いた。

   また、「会社にスキル取得のための支援制度がない」も「6.2%」となり、会社側の制度や体制も少なからず課題となっているようだ。

   アドビ株式会社のビジネスデベロップメントマネージャーの岩松健史氏は、以下のように指摘している。

「ここ数年のコロナ禍を経て、国内のバックオフィス業務はデジタル化が進み、担当者の働き方はより柔軟になってきました。一方で、9割以上が週に1日以上は紙の書類を使用しているなど、デジタル化の余地は未だ多いと考えます」

   アドビでは、バックオフィス業務のさらなる情報管理の効率化を促し、快適な働き方の支援を今後も続けていくという。

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