よくわからない疲れの原因に「ストレス・精神的な疲れ」、「睡眠不足」、「気候病」
つづいて、「よくわからない疲れの原因だと思うこと」を聞くと、1位は「ストレス・精神的な疲れ」が237人、2位が「睡眠・休息の不足」が111人、3位が「気候・天候の変化」は54人がそれぞれ回答した。
自由回答では、こんな意見が集まっている。
●1位 ストレス・精神的な疲れ ・小さなストレスの積み重ね(21歳 女性) ・仕事のストレスがメインだと思う。とく週初めは症状が出やすい(37歳 男性) ・仕事と家事育児のストレス(44歳 女性)
●2位 睡眠・休息の不足 ・夜更かしをよくすること(23歳 男性) ・きちんとした睡眠を取れていないこと(40歳 女性) ・睡眠不足が一番の原因と考えています(65歳 女性)
●3位 気候・天候の変化 ・季節の変わり目の気温や湿度の変化が多いときに起こるような気がする(27歳 女性) ・気圧の変化だと思います(31歳 男性) ・季節の変わり目で気候が目まぐるしく変化するときに、体の調節機能がスムーズに働かないからではないかと思っています(53歳 女性)
最後に、こうした「よくわからない疲れの解消方法」を聞いた。1位は「睡眠・休息をとる」が231人。次いで、2位は「体を動かす」で147人、3位は「栄養に気を配る」で77人が回答した。
この調査結果に対して、調査元では、次のようにコメントしている。
「よくわからない疲れに悩む人は少なくありません。疲れから頭痛やだるさなどを感じ、日常生活や仕事にやる気が出ないなどの支障をきたしている人もいました」 「疲れは『肉体的なもの』『精神的なもの』『神経が原因のもの』に分けられます。原因を考えてみて、『睡眠をとる』『気分転換する』などの対策をしてみましょう」 「なお睡眠や食生活は疲労予防や疲労回復に重要ですが、『ただ寝ればいい』『ただ食べればいい』というわけではありません。睡眠の質や消化吸収の効率をあげるために、『入眠前の過ごし方』『食事の摂り方』にも気を配りましょう」
なお、この調査は、2023年6月27日におこなわれ、全国の男女500人(女性340人/男性160人)を対象にインターネットで任意回答を得た。なお、年代は10代が「0.6%」、20代が「15.6%」、30代が「41.8%」、40代が「26.2%」、50代が「10.8%」、60代以上は「5.0%」となった。