「ぐちゃぐちゃな私」が最高に輝く方法とは?【尾藤克之のオススメ】

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じつは「普通」がむずかしい

   著者の中村さんは幼いころより体が弱く、癇癪や、過剰に集中し過ぎてしまう「過集中」、さらには物忘れがひどく大変な毎日を送ってきたそうである。大学受験では過集中がプラスに働き、偏差値40を70まで上げて志望大学(同志社大)に合格するも、入学後は華やかな学生たちに馴染めず、人間関係も思考もぐちゃぐちゃに......。

   ところが、「過集中」がプラスに働いて、「声の世界」へはいることとなった。ナレーターの道を勧められ、大学卒業と同時に現在の事務所に所属することになる。ナレーターは高い集中力が必要な仕事で、短所を長所として活かしながら活躍している点も興味深い。

   「過集中」しているときには、人の声が聞こえないらしい。気が散らないから、全く噛まずに読めるそうだ、また、何かに没頭すると、徹底的に調べまくるクセがある。表現力・国語力の高さが評価され、数々のオーディションに合格した経験もある。

   この本では、著者を長年の成功に導いた数々のライフハックを公開している。ビジネスですぐに使えるものから、プライベートの悩みを解決するものまで盛りだくさん。いずれも自分の人生を幸せにしてくれる、非常に「シンプル」な方法ばかりである。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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