20代ビジネスパーソンの転職事情 「キャリアチェンジ」か「キャリアアップ」か...希望はどっち?

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   イマドキの20代の仕事観や働く意識とは?

   学情(東京都千代田区)は2023年8月3日、20代の仕事観や働く意識をひも解くためにおこなった「転職で実現したいこと」に関しての調査結果を発表した。

   20代社会人466人を対象とした今回の調査によると、転職で実現したいことでは「キャリアアップ」が32.1%だったのに対して、「キャリアチェンジ」が54.4%と、経験業種・職種と異なる仕事に挑戦してく「キャリアチェンジ」への希望が、どちらかといえば多いという結果になった。

   また、キャリアチェンジを通じて実現したいことは、社会人経験3年以上の人(「ヤングキャリア」)では、最多は「給与・年収を上げたい」(61.7%)。社会人経験3年未満の人(「第二新卒」)では、最多は「興味を持っていた仕事に挑戦したい」、「残業時間や休日のとりやすさなど、労働条件を改善したい」(どちらも57.1%)と、若干の意識の差がみられた。

  • 「キャリアチェンジ」か「キャリアアップ」か(写真はイメージです)
    「キャリアチェンジ」か「キャリアアップ」か(写真はイメージです)
  • 「キャリアチェンジ」か「キャリアアップ」か(写真はイメージです)

「第二新卒」「ヤングキャリア」ともに、半数を超えて「キャリアチェンジ」に意欲

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(学情の作成)

   イマドキの20代が、転職で実現したいことは何か――。社会人経験3年以上の20代ビジネスパーソンである「ヤングキャリア」に聞いたところ、経験業種・職種とは異なる仕事に挑戦する「キャリアチェンジ」をしたいと答えた人は「27.4%」、「どちらかといえばキャリアチェンジ」と答えた人は「26.9%」で、あわせて「54.3%」となった。

   一方で、経験ある業種・業界で高いポジションを目指す「キャリアアップ」をしたいと答えた人は「17.0%」、「どちらかといえばキャリアアップ」と答えた人は「15.1%」となり、あわせて「32.1%」だった。

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(学情の作成)

   続いて、社会人経験3年未満の「第二新卒」にも同じ質問をした。すると、「キャリアチェンジしたい」派(キャリアチェンジ:38.6%、どちらかといえばキャリアチェンジ:22.0%)は「50.6%」。「キャリアアップしたい」派(キャリアアップ:16.1%、どちらかといえばキャリアアップ:9.8%)は25.9%となった。

   「第二新卒」でも、「ヤングキャリア」と同様、半数を超えて「キャリアチェンジ」への意欲が優勢だった。

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