エネルギーをどのように受け止めたらいいか?
三上さんは、エネルギーと体の関係を次のように例えている。
「ラジオに例えるとイメージしやすいでしょう。ラジオは各局からいろいろな周波数の電波が送信され、周波数が一致すると番組を聴くことができます。これがエネルギーでいえば、メッセージの送受信がうまくいった心身の調和がとれている状態です。逆に周波数が一致しないと、受信できませんから番組を聴くことはできません」(三上さん)
「私たちが心身の不調として感じる内側からのメッセージの裏には、外側からのいろいろなメッセージの影響があるということです。それに気づくことが、自分のエネルギーを整える第一歩となると考えています」(同)
在宅勤務が増えたいま、長時間座りっ放しの状態が続いたことで、体の不調を訴える人が増えている。たとえば、「何だか調子が悪い」「すっきりしない」といった具合である。この機会に振り返ってみよう。体のエネルギーを整えることで、健康で活力のある生活をおくれるようになるかもしれない。(尾藤克之)