エネルギーを整えると、人生はすべてうまくいく?【尾藤克之のオススメ】

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私たちはエネルギーに囲まれている

   じつは、筆者である私もカイロプラクティックの世話になっており、仕事帰りやジム帰りによく施術を受けていた。「気を整える」「気の巡り」という言葉を耳にすることは多いが、三上さんはこれらの「気」の流れを、エネルギーと表現している。

   エネルギーは私たちの目には見えない。しかし、元気な人を見れば「あの人はエネルギッシュだな」と思ったり、ひどく疲れているときは「もうエネルギー切れだ」と感じたりするような経験は誰にでもあるはずだ。

   エネルギーは、目に見えるものではないが、誰しもエネルギーが自分の中に存在していることを感覚的、体験的に知っている、と三上さんは言う。

「今いる空間、身に着けている衣類や装飾品、隣で仕事をしている人、ついさっき届いたメールの内容...実はそのすべてのエネルギーから私たちは何かしらの影響を受けているのです。家に帰り、パジャマやスエットを着るとゆったりとした気持ちになる一方、朝を迎えてスーツや仕事着に着替えるとシャキッとした気持ちになりますよね」(三上さん)

   人は自らの意思だけで動いているのではなく、周囲の人やモノからエネルギーの影響を受けている、ということになる。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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