ビッグモーターの取引先企業は410社、依存する売上高224億円! ネットから怒りの声「業者を救うには、前経営者親子処罰が必要」「損保の責任も!」

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前経営者親子の処罰、株譲渡がない限り、事件は終わらない...

   業界関係者と思われる人から、こんな指摘があった。

「自動車部品卸業界で働いていましたが、ビッグモーターへ配送の旅、車種ごとに車検キット一式(パッド、エア栗など消耗品)を持っていくのですが、よく返品されてきていました。要は、車検時消耗品を使わずに請求していた可能性があります。
ほかの大手チェーン店は、必要最低限の消耗品箇所を注文してきちんと交換していました。返品された側の卸は、当然売上がないわけですが、ある程度のマージンをもらっていた可能性もなくはないでしょうが、配送員としては土日祝関係なく毎度毎度行かなくはならないので、卸問屋側の人件費にはなっていたと思います」

   多くの人から寄せられた共通の意見が、これだ。

「ビッグモーターの売り上げはかなり落ち込むのは間違いないです。会社を縮小してでも生き残る可能性もありますが、会社自体かなりのテコ入れをしないと厳しい。保険業務は確実に扱えないし、車検整備も厳しいと思います。とにかく前社長、前副社長の処罰がない限り、(生き残りは)あり得ない話です」

   最後に、こんな意見を紹介したい。

「命を預ける車だからこそ、興味を持つか、信頼できる店や整備店を見つけるべきですね。冬の立往生も車に興味がないからスタッドレスも履かないし、チェーンすら携行しないことも原因でしょう。修理を自分でしろとは言わないが、簡単な点検くらいは自分でやり、車の整備もセカンドオピニオンを可能にしたらよい」
「日本の車検ってすごい制度だと思います。だから車の暴走ニュースで『車のブレーキ踏んでいたが、車が急発進した』とか運転手が言っていると、ハァ?と思います。国民が信じている車検制度を作ったのは、関係各位さまざまな方々の努力や、社会還元の精神だと思うし、これからもそうでいて欲しい。私自身も家族が交通事故に遭いましたが、今の保険制度に助けてもらいました。
ビッグモーターの社員さんには心苦しいですが、会社としては相応の罰則を受けるべきです。会見で社員さんを告訴しようとした創業者から、認可していた国が株の権利を会社に無償で譲渡させてもらいたい。社員さんに配る形でもよいと思います。喉元すぎれば結局、最終的な利益確定できるのは、株を支配している社員さんを売ろうとした前経営者ですから」

(福田和郎)

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