不適切な儲けが、ビッグモーターから保険会社に代わるだけ...
ヤフーニュースコメント欄では、帝国データバンクの調査について、さまざまな意見が寄せられている。
「ま、少なくとも事故修理に関しては、保険請求しようと見積出したところで損保会社から全拒否でしょう。車検も下手すりゃ認証取消で整備工場閉鎖ですかね。ローン関連も信販会社が取り扱ってくれなくなるでしょう。廃業まっしぐらですね。(取引先は)早々に見切り付けたほうがよいと思います」
「修理工事ごとに月々の売上高が目標数値として設定されているので、取引していた部品商はそれなりに痛手をくらいます。ビッグモーターほど大きくなった会社ならなおさらです。ディーラーにでも流れてくれればよいでしょうけど」
「ビッグモーターが、故障してもいない部品を交換させていたおかげで儲かっていたということですよね。これから、誠実に本当に故障している部品だけを交換するようになったら、確かに部品商は売り上げが落ちるでしょう」
「不適切な水増しの修理分はなくなりますが、車の修理自体が減るわけではない。しかし、不適切な修理が減れば、保険会社から支払われる保険金が減り、我々が払う保険料も値下がりするはずですが、おそらく保険料の値下がりはなし。たくさん儲けているのが、ビッグモーターから保険会社に代わるだけという不思議な世の中です」
一方ではこんな意見も。
「こういう時に取引をやめるのが賢明だけど、そうは簡単にはいかない。ビッグモーターが復活する可能性がゼロではない限り、薄くでも関係を維持しておきたいとなるし、結果、泥沼ということもあり得る。だからこそ、こういう会社は国が解散命令を出したり、業務停止命令を出したりしてあげたほうがいい。周りも踏ん切りがつくでしょう」