大谷工業ってどんな会社? あの選手が活躍すると株価が上がるけど...【よくわかる企業分析】

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製品は架線金物や鉄塔、建材など

   大谷工業のセグメントは「電力通信部門」と「建材部門」の2つ。電力会社、通信会社、建設会社を主な顧客とし、製品はインフラや各種建物の建築資材として用いられています。

   電力通信部門は、架線金物、鉄塔・鉄構の製造および販売、建材部門は、建築用資材の製造、販売および施行付きスタッド販売を主な事業としています。なお、スタッドとは内装工事で使用する、壁や天井の下地となる軽量鉄骨(LGS)のことです。

   2023年3月期の売上高は、「電力通信部門」が39.85億円で、「建材部門」が32.03億円。セグメント利益は、前者が5.16億円、後者が1.15億円でした。

   主な顧客は、2022年3月期は北陸電力送配電が9.40億円、岩渕が7.41億円。2023年3月期は北陸電力送配電が7.67億円でした。

こたつ経営研究会
こたつ経営研究会
有価証券報告書や決算説明書などの公開情報を分析し、会社の内情に思いをめぐらすニューノーマルな引きこもり。昼間は在宅勤務のサラリーマンをしながらデイトレード、夜はネットゲームをしたりこたつ記事を書いたりしている。好きなピアニストはグレン・グールド。嫌いな言葉は「スクープは足で稼げ」。
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