日本の大学生、4年間で最も「身に付かなかった」と感じたのは外国語! 文科省「全国学生調査」で判明...小学校から英語教育しているのに(鷲尾香一)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「専門分野に関する知識・理解」に関しては「身に付いた」と実感

   「大学教育で診に就いた知識や能力」を「身に付いた」、「ある程度身に付いた」、「あまり身に付いていない」、「身に付いていない」を回答の選択肢として質問したところ、身に付いたが最も高かったのは「専門分野に関する知識・理解」で、88.7%が身に付いた(身に付いた+ある程度身に付いた、以下同じ)と回答した。

   ただし、身に付いた32.7%で、ある程度身に付いた56.0%となっており、身に付いていない(身に付いていない+あまり身に付いていない、以下同じ)も11.2%となっている。(グラフ1)

   次いで、身に付いたが高かったのは「将来の仕事につながるような知識・技能」で80.0%となっている。内訳は、身に付いた31.0%、ある程度身に付いた49.0%で、あまり身に付いていない16.5%、身に付いていない3.5%となっている。(グラフ2)

鷲尾香一(わしお・きょういち)
鷲尾香一(わしお・こういち)
経済ジャーナリスト
元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで、さまざまな分野で取材。執筆活動を行っている。
姉妹サイト