ビジネスパーソンにとって30代、40代は、上司もいて、部下もいて、あるいは周囲の活躍も気になって...という悩み多き世代ではないでしょうか。
当コラム「その仕事の悩み、こんなふうに考えてみよう。」では、キャリアや生活にまつわる悩みに、組織や人材開発、コーチングに詳しい「ひろ子ママ」が、アドバイスやエールをお送りしていきます。
◆きょうのお悩み
きょうはFさんが、こんな悩みを抱えていらっしゃいました。先日、健康診断の「便潜血検査」でひっかかり、再検査の通知が来ました。検査にひっかかったのは「慢性の痔のせいだろう」と思っているので、「症状もないし」「病気が見つかるのもこわいし」「お金もかかるし」検査に行かなくてもいいかなと思っています。
安心を手に入れるためにも、検査には行っておこう
年齢を重ねるごとに、健康診断の結果にドキドキするようになりますよね。その気持ちもわかります。
少し気が楽になる情報を先にお伝えしておきますね。健康診断や人間ドックで「再検査」や「精密検査」の通知が届いたとしても、必ずしも病気であるわけではない、ということです。
再検査の目的は、検査の日の体調によって数値に影響が出ることもあるため、「検査結果が正しかったかを確認すること」。
精密検査は「数値の異常が何の疾患によるものか」と原因を探ることが目的となります。「再検査」や「精密検査」の時点では、疑わしいけれどまだ病気だと確定していない状態、グレーな状態です。
検査の結果、問題ないこともありますので安心のためにも受けておきましょう。Fさんも出血の原因が痔だけであると分かると、精神的にも安心できるのではないでしょうか。