つべこべ言わずに早く動こう! 革新的な「営業テクニック」はないのだから...【尾藤克之のオススメ】

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企画書の見栄えよりも、営業量!

   売れている営業マンや、成功している社長が特別なことをしているのだろう、と考える人は多い。しかし、それは間違いである。私は某外資系コンサルティング会社に勤務していたことがある。世界50か国で展開しているグローバルなネットワークに特徴があった。

   自分語りをさせていただくと、私はその会社で毎年、トップコンサルタントとして表彰されていた。ある年度では世界1位になったこともある。日本がヘッドオフィスであるから日本で1位=世界1位になるわけだが、特別なことをしたわけではない。ほとんどのコンサルタントは前年度実績をベースに見込みを立てていた。私は新規開拓のみで世界1位になっていた。

   成果に乏しいコンサルタントは、仕事のクオリティを口にする。企画書の見栄えがどうたらとか、トークがチャーミングだとか......。そんなことよりも私は、営業量を主張した。そして実際に私は、当時は所属する平均的コンサルタントの2倍以上の圧倒的な量を誇っていたのである。ただしその分、精神的肉体的にも疲弊することも多かったわけだが......。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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