手のひらサイズの「小型サーバー」を販売
ぷらっとホーム創業者の本多弘男氏は、1960年代に東京・秋葉原のラジオデパート地下に電子部品販売店「本多通商」を開店。その後、店を閉めて栄電子に入社し、同社直営の「ぷらっとホーム」の店長に就任し、これがぷらっとホームの前身となりました。
ぷらっとホームは「コンピューター関連製商品とサービス等を提供」する単一セグメントですが、品目として「自社製品コンピューター」「コンピューター関連商品」「サービス・その他」の3つをあげています。
自社製品コンピューターとは、LinuxOSを搭載した手のひらサイズの小型サーバー。耐熱・耐塵設計、超低消費電力など常時稼働を求められる用途に適した仕様のため、IoTゲートウェイなどに利用されています。
コンピューター関連商品には小型サーバーのオプションやミニキーボードがあり、サービス・その他には情報通信ネットワークのインフラ構築や改良を行う際のシステム設計・コンサルティングなどが含まれます。
2023年3月期の外部顧客への売上高は、自社製品コンピューターが4947万円、コンピューター関連商品が2562万円、サービス・その他が2438万円となっています。
2023年3月期の主要顧客は、ダイワボウ情報システムが1540万円、インターネットイニシアティブが1186万円です。