ホンダ、カワサキ、ヤマハ発も...サーキットに併設されたレジャー施設がアツい!
ホンダは1997年開業の「ツインリンクもてぎ」を2022年3月に「モビリティリゾートもてぎ」にリニューアルした。
グランピング(ホテル並みのサービスを野外で楽しむ豪華なキャンプ)ができるキャンプ場やホテルを備えている。ホンダは「伝説のF1マシンなど300台を展示する『ホンダコレクションホール』がお薦め」という。
ホンダのもう一つの「聖地」、鈴鹿サーキットでは伝統の「鈴鹿8時間耐久レース」が8月4~6日に開かれる。
レース観戦はもちろんのこと、「広大な敷地には遊園地、プール、ホテルなど施設が充実し、一年を通してレジャーを楽しむことができる」という。
このほか、カワサキはオートポリス内のオフロードでバギー走行を体験できる「オフロード・バギー・ヴィレッジ」を23年1月にオープンした。今夏は初の夏休みとなる。「水路、砂地、丸太など11のコースがあり、インストラクターの指導のもと、運転体験や同乗体験ができる」という。
同ヴィレッジには宿泊ロッジやキャンプエリア、バーベキューエリアなども備え、「自然を満喫できる」と、カワサキはアピールする。
一方、ヤマハ発はスポーツランドSUGO内に「SUGO CAFE」を23年4月にオープンした。「女性やファミリーなど新しいモータースポーツファンの需要を創造する」のが狙いという。地元・村田町特産の発酵食品を活用したメニューが特徴だ。
夏休みに向け、自工会は「サーキットにはさまざまなレジャー施設があり、レース以外の楽しみもいろいろある。ぜひ一度、足を運んでみてほしい」と話している。(ジャーナリスト 岩城諒)