リップルの事例では?
さて、以上のような事件をきっかけに整備された「ハウイテスト」。
今回のリップルの裁判において一般消費者への販売については「ハウイテスト」の要件を満たすものではない、として、SECの主張を退けました。
具体的には一般消費者へのリップル(XRP)の販売はほとんどが取引所を通しており、リップル社が直接販売したものと認知していたわけではない。したがって、リップル社への投資契約とは認められない、という結論です。
この結論が今後どのような影響を及ぼすのかについては、また別の記事で紹介していきたいと思います。が、かなり大きな影響があることでしょう。
◆まとめ
今回はリップルの裁判に際して用いられ注目を集めた「ハウイテスト」について、その起源を紹介していきました。100年近く前のオレンジ果樹園で整備されたテストがそのまま現在にも活用されているなんて、なんだか趣深いですよね。
それでは次回、今回の判決がどのような影響をもたらすのかについて、詳しく解説していく予定です!(ブロックスタ)