夏、寝苦しい夜が続くなか、みなさんはいい睡眠でリフレッシュできているだろうか?
そんななか、新アプリをリリースしたポケモン(東京都港区)は2023年7月19日に「睡眠に関する意識調査」の結果を発表した。全国の20代から60代までの平均睡眠時間は平日で6.2時間、休日で6.7時間となり、睡眠時間に満足してない人は「満足していない」が「19.6%」、「あまり満足でしていない」が「33.3%」をあわせて過半数を超えた。
睡眠時間が短くなる理由では、「悩みやストレスで寝付けないから」が「27.1%」で最も多くあがるなど、現代人の睡眠の悩みが浮き彫りになった。
睡眠の時間を大事にする人59.6% 理想の睡眠時間は平均7.3時間、現実の睡眠時間は平均6.2時間...理想と現実にギャップ
この調査は、2023年6月30日から2023年7月3日に実施され、調査対象は全国の男女20歳から69歳までの900人。
はじめに、「日々の生活の中で重要視していること」を質問した。最多は「59.6%」で「睡眠の時間」、次いで「55.8%」で「趣味の時間」となった。以下、「家族との時間」(44.9%)、「食事にかける時間」(41.1%)、「仕事にかける時間」(29.2%)と続いた。
2つ目の質問では、「睡眠は心の休息のために大事だと思う?」では「あてはまる」が「88.1%」。「睡眠は体の疲れをいやしてくれると思う」の質問には「あてはまる」が「87.3%」となり、心身をいやすためにも睡眠が大事だという認識があることがわかる。
続いて、「平日と休日の理想と現実の平均睡眠時間」をそれぞれ調査した。平日では「理想」の平均睡眠時間が7.3時間であるのに対して、「現実」では6.2時間で差が1.1時間あることがわかった。
また、休日では「理想」の平均睡眠時間が7.5時間となり、「現実」が6.7時間となった。理想と現実のギャップは0.8時間となり、平日も休日も1時間ほど差があるという結果になった。
つぎに、「最近の睡眠時間に満足していますか?」と聞いた。「満足している」は「17.1%」、「やや満足している」は「30.0%」、「あまり満足していない」には「33.3%」、「満足していない」は「19.6%」という結果になった。
合計は「満足している」(「満足している」と「やや満足している」の合計)は「47.1%」、「満足していない」(「満足していない」と「あまり満足していない」の合計)は「52.9%」となり、睡眠時間に満足していない人がやや多かった。
一方で、睡眠不足の理由を質問すると、最多は「悩みやストレスで寝付けない」が「27.1%」、次いで「個人的な趣味の時間を優先したい」が「20.3%」、「仕事が忙しい」は「13.0%」という順番になった。