マイナ問題、個人情報保護委がデジタル庁立ち入り! メンツつぶれた岸田首相と河野大臣...ネットで賛否「徹底調査に期待」「身内同士のパフォーマンス?」

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人為的ミスが多発するお粗末なシステムが、出荷審査を通る不思議

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マイナンバーカード(架空、写真はイメージ)

   システム構築の技術関係者と思われる人からは、こんな意見が。

「たとえば、企業の基幹システムに重要な情報を登録するときには、システムにデータを入れる前に、そもそものデータを別のプログラムでチェック、入れた後にもデータをダウンロードして確認チェックします。突貫工事で、こういう体制を築けなかったのかどうか不明ですが、自治体任せにした点は責められるべきでしょうね。とはいえ、行政のデジタル化は必須なので、この反省をもとに頑張って欲しいです」
「現役時代に大手IT企業で品質管理に責任を負っていた身としては、このような人為的ミスが多発するお粗末なシステムは、良識あるデザイン・レビューや出荷審査を通るわけがない。どのベンダー(IT関連業者)が担当していたのかは概ね推測できるが、癒着により手抜きシステムで利益を得てきている結果だろう。この種の低品質な物件は、多くの官公庁システムやかなりの数の自治体システムでも存在しているはず」
「皆さん、会社で給与の振込口座を申請する際にどうしたか思い出してください。そうすれば、このシステムの異常さが分かります。氏名・生年月日・銀行名で給与振込口座を申請したなんて人は一人もいないはずです。銀行の口座を紐付けるなら、銀行名・支店名・口座番号でその人の口座を特定しますよ。
生命保険会社の支払い口座を登録するときは、保険担当者の端末でキャッシュカードをスキャンして口座登録をしたと思います。これが、普通の口座登録方法でしょう。間違いのない登録方法を行わず、間違いが起こる登録方法でやっている。不正の出来ない登録方法を行わず、不正が出来る登録方法でやっている。このシステムは、国民にとって大変なお荷物になりますよ」
「デジ庁の対応がいわゆる泥縄だと思います。もっと事前に対応すべきだったことがたくさんあります。たとえば、子どもの公金受取口座を親の口座にしている人に、修正依頼のハガキを出しているようですが、なぜこんな基本的なことを後から対応しているのでしょう。まずは親の口座を可とするか不可とするか検討(小学生以下は可とか)。もし不可とするなら、システム的にチェック可能か確認。不可能ならばそもそも登録を開始すべきではなかったのでは?」
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