敷地内の打ち水や、植物のカーテンで涼む企業も
オフィスのエアコン、何度に設定？（写真はイメージ）
帝国データバンクではこうコメントしている。
「敷地内での打ち水や、植物などを利用した緑のカーテンの設置、働き方を変化させて節電対策を行う企業、電力会社の見直しを行う企業も一定数みられた。加えて、断熱壁材による暑さ対策や消費電力の少ないガス・ヒートポンプエアコンを利用する企業、自社で太陽光発電を導入する企業も一部にある」
節電しながら暑さ対策に取り組む企業が見られるとして、室温については、
「また、推奨するオフィスの夏場の冷房温度は平均26度となっており、政府がクールビズで提唱する室温 28℃を目安にしつつ、快適な室温となるよう各社調整していた」
と結んでいる。
調査は2023年7月7日～11日、インタネットを通じてアンケートを行ない、1277社から回答を得た。そのうち大企業は157社（12.3％）、中小企業は1053社（87.7％）だった。（福田和郎）