日銀の金融政策修正観測、徐々に高まるが...現状維持でも、日米金利差の縮小から為替円高、日経平均株価の上値を抑えるか(7月18日~7月21日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 もみ合いか 先週は米国株が堅調に推移、日経平均株価の下支えに

東京株式市場見通し(7月18日~21日)
日経平均株価予想レンジ:3万1800円~3万3000円

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、もみ合いか。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、週ベースではほぼ横ばいとなった。一時は1か月ぶりに3万2000円を割り込む局面も見られた。

   だが、米国の6月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下まわったことで、米国の利上げ観測が大きく後退して米国株が堅調に推移したことが、日経平均株価の下支えとなった。ただ、円高の進行が嫌気されて、日経平均株価の上値は重かった。

   今週の日経平均株価は、もみあいとなりそうだ。

   米国の6月消費者物価指数が市場予想を下まわったことで、インフレの収束期待が高まり、米国の金利が低下、米国株の上昇に期待がかかる。

   半面、国内では日銀の金融政策修正観測が徐々に高まっており、たとえ日銀が金融政策を現状維持としても、日米金利差の縮小を背景に為替円高が進む可能性が高く、日経平均株価の上値を抑えることになりそうだ。

   米国のインフレ状況を見極めるうえで、米国の経済指標の結果に注目する必要がある。

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