【2024年卒就活生】勤務地・職種ともに、自分で判断して選びたい学生54.0% 入社後の「配属ガチャ」に不安が...

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入社後の配属希望「自ら伝えた」学生は40.9%!

   また、入社後の配属をいつ知りたいかと聞いたところ、入社前(「内定通知前の面談・面接」、「内定通知と同時」、「内定式」、「内定通知後から入社前まで」の合算)は、前年比1.7ポイント増えて87.7%となった。

   内々定した企業に、入社後の配属希望を自ら伝えたことがある学生(内々定者、n=1866)は40.9%で、「企業側から希望を聞かれたので答えた」人は27.3%だった。

   配属先を自分自身で選択したいと考える学生が多いなか、入社後の配属希望に関して企業と話す機会を得られている学生が一定数いることがわかった。【図6、7参照】

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図6 入社後の配属をどの時点で知りたいか(マイナビ調べ)
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図7 内々定を得た企業に対して入社後の配属先について希望を伝えたことはあるか?(マイナビ調べ)

   キャリアリサーチラボの研究員、長谷川洋介氏は

「配属先について『勤務地も職種も自分で決めたい』『入社前に知りたい』という学生が前年よりも増加し、今年も多く見られました。また、内々定保有者の中には入社後の配属先について内々定先の企業に自ら伝えたり、逆に配属希望を聞かれたという学生が多数いることもわかりました。
『配属ガチャ』という言葉にもあるとおり、入社後の配属が不透明であることは学生にとって不安材料の一つとなります。そうした不安や、配属に関する入社後のミスマッチを解消するうえでも、学生・企業間で配属先について話す場を早い段階で設けることは重要で、こうしたコミュニケーションをより積極的に取っていってほしいと考えます」

   とコメントしている。

   なお、調査は2024年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生(マイナビ2024の会員)を対象に、2023年6月24日~30日に実施した。有効回答者数は、2472人(内訳は、文系男子517人、文系女子1062人、理系男子423人、理系女子470人)。

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